短歌のまだ見ぬ魅力を味わう講座です。 短歌は自由な文芸で、五七五七七のしらべ以外にルールはありません。 この講座では小島なおさんと共に、短歌の不思議な力に迫ってみたいと思います。 第1部は「歩き出す/歩き続けるための短歌」として、セルフケアとしての短歌にスポットライトを当てます。 つらいときに短歌を作ることで再び歩き出すことができる、立ち止まりそうなときに誰かの短歌が背中を押してくれる、心に寄り添い力を貸してくれる歌の魅力を味わいましょう。 第2部は受講者の方の作品について講評しながら、深く読み解いてゆきます。 初めて短歌にふれてみたいという方も、経験者の方も、気軽に短歌を楽しんでいきましょう。(佐佐木講師・記) <当日の流れ(予定)> 第1部 佐佐木先生×小島先生 トーク 第2部 受講者作品講評 ◆作品提出歓迎◆ お一人様 自由詠1首まで提出できます。こちらは任意提出です。 ※すべての作品が、講評されない場合もございます。ご了承ください。 ※投稿締切(6/14)後にお申込の方は、投稿はできません。予めご了承ください。 作品提出フォームは[こちら](https://forms.gle/jQ4AD6TgrJ8e4bSv8) 締切:2025年6月14日(土)まで ※差し替えはご遠慮いただいております。
詳しく見る千年のときをこえて読み継がれてきた『源氏物語』は、平安時代を筆のちからで生きた、紫式部からのメッセージです。この講座では、『源氏物語』全体のストーリーの枠組みを「読む」ことを目標として、登場人物たちの生き方や心の揺らぎをとらえ、物語を楽しみたいと思っています。各回にひとつの巻を取り上げ、物語世界を意味づけます。人物相互の関係性や展開を確認し、光源氏や女君たちが織りなす世界にわけいっていきましょう。皇太子になれなかった光源氏は、恋のちからによって栄華を極めますが、光源氏は満たされません。物語は何を、どのように語っているのか、光源氏は何を求め、女君たちは何を拒むのか。巻々から考察していきます。(講師・記) ※今期開講。1回1帖をテーマに講義を進めますので、途中受講歓迎です。 <各回テーマ> 4月25日 桐壺巻―光源氏物語の始まり 5月23日 帚木巻―光源氏の青春 6月27日 空蟬巻―人妻の残した衣
詳しく見る地球の自然治癒力の凋落ぶりが著るしい。まずは天候の異変です。地震、台風、大雨など、かつて私が学生の頃とは打って変わって、大変な激しさです。さらに国と国との争い、国内での争いなどの紛争の多いことには目を見張ります。まさに地球の自然治癒力の凋落です。ここらで何とか食い止めたいものです。 そのためには私たち一人ひとりが養生を果たしながら、自分が身を置いた場のエネルギーを高めることです。しっかりと心して歩を進めようではありませんか。(講師記) 帯津三敬病院名誉院長・帯津良一先生による講演です。呼吸に基づいた健康法で知られ、昨年米寿を迎えられなおも元気な帯津先生の語る養生、そして自然治癒力とは。長年の経験から得られる豊かな知見は、いきいきとした日々を過ごすヒントとなります。
詳しく見る実物の葉や実を持ち込んで、見たり触ったり匂いを嗅いだりして、樹種を覚えてみましょう。樹種にまつわる蘊蓄や妄想も加わり、生活感あふれる木々に、きっと親近感がわくでしょう。毎回約10種程度を覚えて、簡単なチェックテストもします。五感をフル活用して、木を楽しんで下さい。(講師記) 今期開講。 <各回テーマ 予定> 第1回 レベル1:有名だけどよくは知らない木 第2回 レベル2:個性豊かで目立つ木。覚えると嬉しい木 第3回 レベル3:聞いたことはうっすらあり、覚えられそうな木 第4回 レベル4:聞いたことはあまりない木だけど、チャレンジ 第5回 レベル5:いろいろな木、大集合 ※都合により変更する可能性があります。 ◎『散歩で見かける樹木の見分け方』(家の光協会)を資料として使います。開講日に販売予定です。すでにお持ちの方はご持参ください。
詳しく見る隅田川東岸の深川の旗本松平家に仕える用人の子として明和4(1767)年に生まれた馬琴は、10歳のとき、兄の跡を継いで小姓となりましたが、当主の孫との折り合いが悪く、結局は松平家を離れて武家屋敷の渡り奉公をします。ところが、25歳の寛政3(1791)に、一転して「京伝門人大栄山人」の名前で、黄表紙『尽用而二分狂言(つかいはたしてにぶきょうげん)』の作者としてデビューしました・・・。19世紀に、ベストセラーの読本(小説)『南総里見八犬伝』を書き続ける巨匠の知られざる若き日の姿です。その後の蔦重との出会い、蔦重プロデュースの「読本デビュー作」など、あれこれをお話しいたします。(講師・記) *2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」で主人公となる蔦屋重三郎。彼が見出した江戸文化を代表する人々との関わりをシリーズで解説していきます。2024年4月期スタート。 *今期は「曲亭馬琴」。*今後のラインナップ(予定):葛飾北斎、鱗形屋孫兵衛
詳しく見る絵画の【技法】を解読すれば、作品や作家についてはもちろん、美術の時代動向までが見えてきます。本講座では、講義では伝わりきらない部分について、簡単な体験をまじえつつ、机上だけではない考察を深めていきます。 今回のテーマは「アンリ―・マチス(1869-1954)の魅力」。フランスに生まれ、「20世紀絵画の父」や「色彩の魔術師」との呼び声高い彼は、フォ−ビズム(野獣派)のリーダー的存在として知られていますが、実は印象派・後期印象派・ポスト印象派・モダニズムなど、様々なイズムや美術運動体の時代に生きた代表的な作家です。他の作家との対比なども交えつつ、マチスの表現の変遷を探っていけば、おのずと近代絵画の流れや、現代絵画への展開が見えてきます。 マチスの絵の特徴である「色彩の美しさ、構成美、装飾美」が、晩年に「平明でシンプルで豊かなフォルムの切り絵シリーズ」へと移り変わってゆく過程をたどり、簡単な切り絵などの体験も通して、なぜそのような表現がうまれたのかを、考えてみましょう。
詳しく見る「グローバル政治におけるロシア」(英文名Russia in global affairs)は、著名な評論家フョードル・ルキヤーノフが編集長を務め、ロシアで発行されている権威ある国際問題誌です。ロシアのみならず世界中の研究者、さらにはロシア首相や外相、各国大使なども投稿する政策議論の場で、ロシアやBRICS諸国が今なにを考えているか読み取れます。本講座では受講者の関心に合わせ、同誌から国際問題にかんするいくつかのロシア語論文を選択し、みなさんと一緒に読んでいきます。ご自分でこれら論文を読めるようになるのが目的です。文法を一通り終え、辞書をひきながら文章を読める方が対象です。(講師記) ※今期開講。月に2回のペースで、7月期以降も続きます。 1回の講座で論文1本をとりあげ、講師が記事全体の内容を説明し、そのあとに部分的に訳していく予定です。 「グローバル政治におけるロシア」のウェブサイトは[こちら](https://globalaffairs.ru/)
詳しく見るユーラシア大陸と、古代地中海世界の歴史を接続することを目標の一つに掲げています。そのため取り扱う範囲は周辺の西アジア(オリエント文明)の都市遺跡も含みます。都市を背景に繰り広げられた歴史上の出来事や人物なども紹介しつつ、古代地中海世界の歴史を読み解きます。(講師記) ★2025年5月開講。1年10講で学びます。 <年間カリキュラム(予定)> ◆2025年4月期 5月 オリンピア 古代オリンピック発祥の地 6月 ペルセポリス アケメネス朝ペルシアの聖なる都 ◆2025年7月期 7月 カルタゴ カルタゴの繁栄と廃墟からの復興 8月 メリダ/タラゴナ イベリア半島のローマ都市の栄光と発展 ◆2025年10月期 10月 ポンペイ 火山の噴火で埋もれた人々の日常生活 11月 エルサレム 三大宗教の聖地の発展と変容 12月 レプティス・マグナ ローマ皇帝の愛したアフリカの「ローマ」 ◆2026年1月期 1月 バアルベック レバノン山を望む聖域と巨大神殿群 2月 パルミュラ 隊商で賑わったシルクロードのオアシス都市 3月 コンスタンティノープル 1000年のローマ帝国・キリスト教の都 ※カリキュラムは変更になる場合がございます。
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