イスラム教徒の中にはイエスやアブラハム(イスラエル民族の祖)のアラビア語名の名前を持つ人も数多くいます。どうしてでしょう?本講座を受講していただくとその理由がよく分かるようになるでしょう。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教は「アブラハムの宗教」と呼ばれています。これら三つの宗教を比較すると共通する部分がいくつもあります。本講座は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教を宗教的な観点から比較し、類似する点と相違する点を明らかにすることによって、三つの宗教の特徴を深く理解することを目標とします。宗教間の偏見を取り除き理解し合うことは、長い目で見るとこの世界の平和構築のためにとても重要であると考えています。(講師・記) ※2025年1月開講 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 2025年1月期 1月 三つの宗教の類似点 2月 三つの宗教の相違点 3月 三つの宗教のそれぞれの特徴 2025年4月期 4月 三つの宗教の礼拝・儀式の比較 5月 シナゴーグ・教会・モスクの比較 6月 三つの宗教の祭りの比較
詳しく見る中国では、今からおよそ五千年前に原始的な都市が発生して以来、都市を中心に政治、経済、文化が発達してきました。中国四大古都(西安・北京・南京・洛陽)のうち、北京は紀元前11世紀以来の歴史をもち、漢民族と北方民族の生活圏のはざまに位置する東ユーラシアの主都でした。南京は3世紀初めの「三国志」の呉の孫権以来の歴史をもち、5世紀の「倭の五王」以来、日本とも縁が深い古都です。中国の奥地にある成都は、5千年前の古蜀(しょく)文明や、三国志の劉備や諸葛孔明の「蜀漢」など、ユニークな歴史をもちます。この三つの古都の歴史と魅力を、豊富な図版を使い、予備知識のないかたにもわかりやすく解説します。(講師・記)
詳しく見る日本にとって戦後80年の節目の年である2025年は、イタリアにとっては「解放」80周年の年となります。日本と同盟国であったことから、イタリアは日本では敗戦国とイメージされることもあります。しかし第二次世界大戦末期に北部を中心にドイツ軍と戦ったイタリアでは、戦後、自らで「レジスタンス」を通して成し遂げたナチ・ファシズムからの「解放」こそが顕彰されてきました。他方、そのレジスタンスをどのように捉えるかは、その時々の社会で同時代的な意味を帯びつつ、今なお争われ続けています。それはまさに記憶の戦争とも呼ぶべきものです。本講座では、イタリアのレジスタンスを振り返り、それをめぐる戦後の記憶の変遷について、直近の動向も含めて読み解いていきます。 全2回 <各回テーマ>※各回テーマは予定です。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。 5月:レジスタンスとその記憶――20世紀後半まで 6月:レジスタンスとその記憶――21世紀から現在まで
詳しく見る[【オンライン受講】を希望の方はコチラから](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7910707&p=26fac512e18fb5c9cd572418d89ac695e3e37351d9bef51d59f484553b7b1be2) ※見逃し配信はWEBサイトのマイページ(要登録)からご覧いただけます。 この度、5月中旬に新刊『空ときどきクリオネ』を発売予定です。 書籍にこめた思いや、執筆過程での裏話も交えて進行いたします。気象の話はもちろん、研究活動に参加し知見を深めているクリオネの話も深堀りしていきます。クリオネの作品を創作するクリオネクリエーターとしてのこだわりの目線もお話したいと思います。 さらには動物に関連した気候変動の話題など、盛りだくさんの内容です。地球温暖化の実態や背景、広がりつつある影響についてもわかりやすく解説致します。 講座内では、質問を頂くお時間も設けたいと思いますので、ぜひいらっしゃってください。(講師・記) 本講座は、2025年5月中旬発売予定の『空ときどきクリオネ』(成山堂書店)の出版記念講座です。
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