数々の名品を所蔵するヨーロッパとアメリカの美術館。そこには、日本の展覧会ではなかなか見ることのできない作品が数多くあります。本講座では、毎月一つの美術館を選び、選りすぐりの名品をじっくり鑑賞します。「なぜウェヌスは貝殻に乗っている?」「絵の中で、いったい誰が誰を見ている?」――名画には、よく見るとさまざまな謎が隠されています。高画質データを用いて、館内ではここまで近づけないほど作品の細部までズームしながら、画家の技法も観察しましょう。他の作品との比較で、主題、寓意、制作の背景などもわかりやすく解説します。かつて訪れた美術館を思い出しながら楽しむもよし、これから訪れる美術館の予習にもお役立てください。 10月8日 フィレンツェ/ウフィツィ美術館 なぜ貝殻に乗っている?――ボッティチェリ《ウェヌスの誕生》 11月12日 ローマ/ボルゲーゼ美術館 なぜ少女の指が木の葉に変わっている?――ベルニーニ《アポロとダフネ》 12月10日 マドリード/プラド美術館 いったい誰が誰を見ている?――ベラスケス《ラス・メニーナス》
門屋 秀一:立命館大学授業担当講師(非常勤講師)。学芸員。京都大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒、同大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。ベルリン・フンボルト大学で研究。飛鳥II乗船講師など。
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