各地の名跡を訪れ、日本の歴史に思いを寄せながら学びます。 �@10月16日■後鳥羽天皇ゆかりの水無瀬神宮を訪ねる。 10:00 JR東海道本線「山崎」駅 天王山の麓、北摂の住宅地の中に鎮守の杜に囲まれた水無瀬神宮。鎌倉時代の流れに翻弄された三天皇をお祀りするが、この地は古くから景勝地として知られ、後鳥羽天皇が大変気に入り、「わがふるさと」と思われた離宮跡です。そこには、四季を感じ、自然の恵み、命の源、水への感謝の心を感じる時間が流れます。そして樹木で囲まれて建つ聴竹居は山崎では最も知られていない名所です。が、日本の近代建築20選に選ばれています。それは、環境共生住宅の原点といわれる建物で、最も力を注いだのは日本の夏の暑さや、湿気対策だとか。最後の、桜井駅跡の記念館として建てられた「島本町立歴史文化資料館」では、関係者のご説明をお聞きします。 �A11月20日■世界遺産登録を記念して、藤原の宮都エリアをめぐる─天香具山から大官大寺跡へ─ 10:00 近鉄大阪線「耳成」駅 今年の夏「飛鳥・藤原の宮都」が正式に世界遺産への登録が決まりました。日本で初めての中央集権体制や律令国家が誕生した歴史を伝える遺産で、飛鳥京跡や藤原宮跡など19件の資産で構成されています。今回は、その藤原の宮都エリアをめぐります。大和三山の一つで、三山のうち最も神聖視されている天香具山に登り、天香具山の南に位置する官寺・大官大寺跡へと歩きます。 万葉集に詠まれた歌、そして天香具山にまつわる伝説の数々、宮都の姿を偲び、田園風景の広がる秋の飛鳥路を楽しみます。 �B12月18日■六波羅周辺、平清盛の京を歩く 10:00 京阪本線「清水五条」駅 鴨川東岸の五条から七条にかけて広がる一帯は六波羅と呼ばれ、六波羅密寺周辺は、かつて平清盛の屋敷が建ち並んだ歴史深いエリア。空也上人ゆかりの六波羅密寺は、踊りながら念仏を唱える伝統芸能「踊り念仏」は有名です。ほど近くには、「この世とあの世」の境界とされる六道の辻にある六道珍皇寺があり、小野篁にまつわる「古事談」も。最後に訪ねるのは、「悪縁を切り、良縁を結ぶ」で有名な神社、安井金毘羅宮。この一年の終わりに、ヒト・モノ・コトに関わる全ての悪しき縁を断ち切り、新しい年に向けて良縁を願いましょう。 ※予定は変更になる場合がございます。
中田 紀子:エッセイスト・帝塚山大学講師 奈良新聞社を経て1990年フリーに。以来、文学、歴史(社寺)、古(峠)道、風物を主題に新聞や雑誌に執筆。97年よりNHKラジオ第一放送早朝番組(全国ネット)の奈良県リポーターを務める。著書に『奈良大和の峠物語』『百職百人京の匠』。共著に『なにわ大坂をつくった100人』『大阪の祭』ほか。
【持ち物】弁当、飲み物、帽子、敷物、雨具など。歩きやすい服装と靴など、ハイキング支度でご参加ください。トレッキングポールや杖はご自由にお持ちください。 ・受講料のほかに、見学先の入館料や講座中に移動するための交通費が必要な場合がございます。
現地案内プリントをご確認ください。WEB決済をご利用の方へは、お手続き完了後、郵送でお送りします。開講日以降の受講料の返金はできません。山裾を歩きますが、全工程に多少のアップダウンがあります。適時、昼食をとります。雨天決行。