◆今期から配信方法をZoomミーティングに変更いたします。 シエナ近郊の町モンタペルティに生まれ、主にシエナで活躍した画家ドメニコ・ベッカフーミ(1486〜1551年)。シエナ絵画の伝統である装飾性や神秘性をベースに、レオナルド・ダ・ヴィンチら盛期ルネサンスの画家たちの様式を咀嚼し、輝かしい色彩や強い明暗対比、幻想的な空間表現を特徴とするマニエリスム的な作品を生み出しました。今回の講座では、共和国としての滅亡(1559年)を目前にしたシエナで制作を続けた彼の生涯を辿りつつ、作品を丁寧に鑑賞してみましょう。 テーマ 第1回 ドメニコ・ベッカフーミの世界(初期)−モンタペルティでの生誕、シエナとローマでの修業など(1486〜1517年) 第2回 ドメニコ・ベッカフーミの世界(中期)−サン・ベルナルディーノ信心会のオラトリオ(シエナ)の装飾、ローマ滞在、シエナ大聖堂の床装飾など(1518〜28年) 第3回 ドメニコ・ベッカフーミの世界(後期)−シエナ市庁舎「執政官の間」の天井画制作、ピサ大聖堂の壁画・祭壇画制作、シエナでの死など(1529〜51年)
木村 太郎:石巻専修大学 特任教授 美術史家。ピサ大学美術史学科留学(イタリア政府給費留学生)、大阪芸術大学・神戸女学院大学非常勤講師を経て、現在は石巻専修大学特任教授。専門はイタリア・バロック絵画史。著書に『カラヴァッジョを読む−二点の通称《洗礼者聖ヨハネ》の主題をめぐって』(三元社、2017年)、共著に『天空のアルストピア−カラヴァッジョからジャンバッティスタ・ティエポロへ』(ありな書房、2021年)。
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