『伊勢物語』は、プレイボーイとして名高い在原業平の一代記の形をとった歌物語です。「東下り」や「筒井筒」など教科書でお馴染みの章段もあり、誰もが知っている古典と言ってよいでしょう。しかし、その内容を正確に汲み取ろうとすると、どうにも理解できないところが頻出する作品でもあります。本講義では、そのような『伊勢物語』を最初から丁寧に読み解きながら、この作品の魅力と謎に迫ってみたいと思います。 〈講読予定箇所〉 第1回 初段「いとなまめいたる女はらから」 第2回 2段「西の京に女ありけり」他 第3回 4段「月やあらぬ春や昔の春ならぬ」 第4回 5段「よひよひごとにうちも寝ななむ」 第5回 6段「それをかく鬼とはいふなりけり *進度により前後する場合がございます
吉田 幹生:(よしだ・みきお)成蹊大学文学部教授。京都府生まれ。博士(文学、東京大学)。専門分野は、日本古代文学。『古事記』『万葉集』から『源氏物語』頃までを対象として、新たな日本古代文学史を構想中。著書に『日本古代恋愛文学史』(笠間書院)、共著書に『『源氏物語』と日本文学史』(風間書房)などがある。
■テキスト ※各自でご購入ください 『新版 伊勢物語 現代語訳付(石田穣二著・角川ソフィア文庫)』
■2026年10月期開講 ■11月の第4金曜(11/27)は予めお休みです ■教室でもオンライン(Vimeo使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。