中国近現代の歴史を、19世紀半ばのアヘン戦争から21世紀の習近平時代までたどります。中国では伝統的に歴史をとても重視しますが、いまの共産党政権も同じです。とくに近代100年の「屈辱の歴史」は、中国人のナショナリズムを喚起し、共産党統治の正統性を裏付ける役割を果たしています。また中国の近現代の歩みには日本が大きな影響を与えてきました。中国の歴史を学ぶことは、日本の過去を知ることにもつながります。太平天国、義和団、辛亥革命、日中戦争、文化大革命など革命や戦乱、政治的事件が連続した激動の中国近現代史を、政治だけでなく社会の変化や人々の暮らしなども紹介しながら、わかりやすく解説します。(講師記) *2026年10月開講。全12講。 <各回のテーマ> ◆=今期の範囲 ◆第1回:アヘン戦争は近代の始まり? ◆第2回:清朝末期の政治と社会 ◆第3回:日清戦争の衝撃 ―台湾問題の起源 第4回:辛亥革命 ―改革か革命か 第5回:袁世凱は悪者か? ―北京政府時代 第6回:南京の10年 ―国民政府の国家建設と社会の変化 第7回:日中戦争の中国史における意味 第8回:国共内戦と中華人民共和国の成立 第9回:毛沢東時代前半 ―社会主義という選択 第10回:毛沢東時代後半 ―文化大革命の諸相 第11回:改革開放政策 ―�ケ小平時代 第12回:21世紀の中国 ―習近平時代 <参考図書> 泉谷陽子・井上久士・水羽信男著『やさしい中国近現代史』勉誠社 2025
泉谷 陽子:いずたに・ようこ 1968年岡山県生まれ。東京都立大学人文科学研究科史学科博士課程修了。現在、フェリス女学院大学教授。専門は中国現代史。現在の研究テーマは1950年代の中国社会。著書に『中国建国初期の政治と経済』(御茶の水書房)、共編著に『満洲の戦後』(勉誠出版)など。
教室でもオンライン(Vimeo使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。お問合せはyk9yokohama@asahiculture.comで承ります。