日本最初の本格的な宮都が築かれた飛鳥・藤原。目に見えるたくさんの遺構の奥には、『万葉集』という「ことばのレンズ」を通して浮かび上がる、宮都に生きた人々の喜びや恋、別れ、祈り、そして都づくりへの情熱という、心の世界ががあります。 この講座では飛鳥川をめぐる万葉人の恋愛の歌、香具山に登る舒明天皇の歌、飛鳥から藤原への遷都を惜しむ志貴皇子の歌、藤原宮造営を担う民たちの長歌、香具山を臨む天皇の歌などをとりあげます。考古学調査と「心とことばの最新の発掘調査」を融合させ、最古の歌集『万葉集』の、最新の心の理解を紹介していきます。(講師・記) ◎いま学びたい!世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」関連講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5912&utm_source=TOP&utm_medium=Slider&utm_campaign=20260729_s1 )
塩沢 一平:二松学舎大学教授。東京大学大学院課程修了。博士(文学)。専門は、万葉集。古代歌謡から現代までの歌謡曲、J・POP。著書に『大伴家持 都と越中でひらく歌学(花鳥社)、『万葉歌人田辺福麻呂論』(笠間書院)。共著に『「万葉集」と東アジア』(竹林舎)、『歌、舞、物語の豊かな世界』(藝術学社)。論文に「唱い舞う万葉集 歌儛所の歌舞」、「三浦大知のファン文化研究」、「歌謡曲、J・POPにみられる「君」の変遷―女が男を「君」はと呼ぶ歌の誕生―」などがある。
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