京都町歩きの講座です。平安時代以来、京都は都として日本文化の中心地でした。長い文化伝統のなかで、お寺や神社、歴史的な建物や遺跡、さらには食品・工芸品などの老舗店など魅力的なところは随所にあります。現地を歩いて歴史・文化を知ることによって、より深い感動と楽しさを体験してください。 **(1)10月14日 10月の詩仙堂を訪ねる** 集合:10時 京都市営地下鉄「北大路」駅南改札口前 コース:北大路駅―(京都市バス)―一乗寺下リ松町バス停―下り松―詩仙堂(拝観料700円)―八大神社―穂野出老舗―鷺森神社 洛北の詩仙堂は花の名所。四季折々の花が咲きます。中秋のこの時期、庭にはシュウメイギクや紫苑・酔芙蓉など、可憐な花が咲いています。鷺森神社はもと修学院離宮の地にあり、その名にふさわしく広い境内の松林と優美な社殿が特徴。穂野出老舗の雲母漬は稀少で美味です。 **(2)11月11日 等持院に初もみじを求めて** 集合:10時 京都市営地下鉄「丸太町」駅北改札口前 コース:丸太町駅―(京都市バス)―わら天神バス停―金攫八幡宮―等持院(拝観料600円)―二条天皇陵 等持院は室町幕府を開いた足利将軍家の菩提寺で、庭園の池に映る紅葉が有名です。いにしえの歌人は季節のさきがけとなる花や紅葉を楽しみました。境内のカエデに季節の訪れを求めて、衣笠の地に遊びましょう。金攫八幡宮や二条天皇陵など、この地の歴史も訪ねます。 京都市営地下鉄丸太町駅北改札口前 午前10時集合 丸太町駅―(京都市バス)―わら天神バス停―金攫八幡宮―等持院(拝観料600円)―二条天皇陵 **(3)12月9日 名残の秋を東福寺に見つける** 集合:10時 京阪電鉄「東福寺」駅東改札口前 コース:東福寺駅―東福寺(本坊庭園拝観料600円)―新熊野神社 古人は季節のうつろいを惜しんで「なごり」ということばであらわしました。歌ことばの「名残の秋」というすてきなことばを、紅葉の名所である東福寺に見つけましょう。兼好法師も「月はくまなきをのみ見るものかは」(月は満月ばかりがよいのではない)と言ったではありませんか。新熊野神社は後白河法皇によって創建された歴史ある社です。
真下 厚:元立命館大学文学部教授 立命館大学文学研究科博士課程修了。博士(文学)。著書に『京都の伝説』(共著、淡交社)、『声の神話』(瑞木書房)、『万葉歌生成論』(三弥井書店)、『歌の起源を探る 歌垣』(共編著、三弥井書店)、『古事記の起源を探る 創世神話』(共編著、三弥井書店)など。
※現地費用(入館料等)は各自お支払いください ※雨天決行
集合場所に「朝日カルチャーセンター講座」と書いたボードを持って講師がお待ちしています。12:30〜13:00頃解散予定です。途中からの合流は難しいため、集合時間厳守でお願いします。