皇室典範の改正によって、旧11宮家の男系男子の子孫が皇室へ養子に入ることができるようになりました。この旧宮家と呼ばれる存在は何なのでしょうか?戦前の日本では、皇族として存在していた彼らは、軍人などとして天皇を支える存在でありましたが、一方でその行動は宮内省から警戒されてもいました。そして敗戦後、彼らは皇室から離れます。一部ではGHQが彼らを追放したとも言われますが、実際はどうだったのでしょうか?さらには、皇室から離れた後、彼らの生活はどのようなものであったのでしょうか?この講座では、一次史料やメディアでの報道などを検討しながら、旧宮家の存在を明らかにしていきたいと思います。(講師・記) 【各回のテーマ】 第1回 戦前・戦中の旧宮家―自由奔放な行動と軍人としての生き方 第2回 戦後の旧宮家―皇籍離脱とその後の生活
河西 秀哉:かわにし・ひでや 1977年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。京都大学大学文書館助教、神戸女学院大学文学部准教授などをへて、現在は名古屋大学大学院人文学研究科教授。著書に『皇居の近現代史』(吉川弘文館、2015年)、『平成の天皇と戦後日本』(人文書院、2019年)、『近代天皇制から象徴天皇制へ』(吉田書店、2018年)。編著に『戦後史のなかの象徴天皇制』(吉田書店、2013年)、『平成の天皇制とは何か』(共編、岩波書店、2017年)など。2016年8月の「おことば」以降、テレビ・新聞・雑誌などのメディアで評論やコメントなどを多数発表。
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