安全保障関連三文書の見直しが議論されるなか、台湾有事への備え、イラン紛争が示した「巻き込まれ」の危険、非核三原則の行方など、日本の安全保障をめぐる前提は大きく揺れています。本講座では、日米同盟と在日米軍基地、憲法、沖縄の基地負担と地方自治を歴史的・制度的に読み解きます。激変する国際環境のなかで、日本は、変容する安全保障環境にどう向き合うべきでしょうか。地域の暮らしへの影響にも目を配りながら、戦後から続く構造と今日の争点をつなぎ、日本の安全保障政策がもたらす課題をじっくり考えていきます。(講師・記) 【各回のテーマ】 第1回 安保三文書見直しは何を変えるのか―「戦後」からの脱却? 第2回 台湾有事と日本―日米同盟、南西諸島、そして有事への備え 第3回 イラン紛争と「巻き込まれ」―同盟、在日米軍基地、日本の選択 第4回 憲法と非核三原則―憲法9条は何を否定するのか 第5回 変化する沖縄の政治と安全保障―知事選、義務なき普天間返還、那覇空港
川名 晋史:大東文化大学法学部政治学科教授 東京科学大学(旧東京工業大学)特定教授、国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センター特任フェロー等を兼任。東京工業大学准教授、東京工業大学教授、東京科学大学教授等を経て現職。 1979年北海道生まれ。博士(国際政治学)。専門は、米国の海外基地政策。著書『在日米軍基地――米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中央公論新社、2024年)、『基地の政治学――戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房,2012年,佐伯喜一賞)、『基地の消長 1968-1973――日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房、2020年、猪木正道賞特別賞)、『基地はなぜ沖縄でなければいけないのか』(筑摩書房、2022年)、ほか。
筆記用具
・教室でもオンライン(Zoomミーティング使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は10/23のみ教室、そのほかの回はオンラインの予定)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。 ・10/23以外の回で、講師が教室で講義することになった場合は、毎回メールでお知らせします。