クリストファー・ノーラン監督による映画『オデュッセイア』が、9月に日本で公開されます。原典となるホメロスの『オデュッセイア』は、トロイ戦争を終えた英雄オデュッセウスが、神々や怪物による数々の苦難を乗り越え、妻ペネロペと息子テレマコスの待つ故郷イタケへ帰還する冒険叙事詩です。本講座では、『イリアス』からの流れをたどりながら、英雄オデュッセウスの魅力に迫り、この物語を読み解くための手がかりを紹介します。映画をきっかけに関心を持たれた方はもちろん、古代ギリシア神話に興味のある方にも、原典の世界に触れるよい機会となるでしょう。(講師記) 【書籍販売・サイン会のご案内】 松村一男著、沖田瑞穂付説「[『オデュッセイア』入門](https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309632056/)」(2026年7月、河出新書)を教材コーナーで販売中です。 講座終了後にはサイン会も予定しています。教室で受講される方のみご参加いただけます。 画像:ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《オデュッセウスとセイレーンたち》(1891年)
松村 一男:まつむら・かずお 和光大学名誉教授。1953 年、千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学院人文社会科学研究科中退。アメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校博士課程留学。1989〜1999年、天理大学勤務、1999〜2024年、和光大学教授を経て現職。国際比較神話学会(IACM)理事。 著書に『神話学入門』、『女神誕生』(いずれも講談社)、『神話思考』I〜III(言叢社)、『世界のはじまりの神話学』(KADOKAWA)など。 翻訳・共訳・監修にエリアーデ『世界宗教史』(筑摩書房)、『ゲルマンの神々』(国文社)、タイラー『原始文化(上下)』(国書刊行会)、リュプケ『パンテオン』(東京大学出版会)、デュメジル『神々の構造』(講談社)など。 共編著に『比較神話学の展望』(青土社)、『神の文化史事典』、『神のかたち図鑑』(いずれも白水社)など。
筆記用具
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