宮内庁が治定した天皇陵のなかで、野口王墓古墳は天武・持統天皇を合葬した檜隈大内陵であると断言できます。それ以前は五条野丸山古墳が天武・持統天皇陵に治定されていましたが(実は欽明天皇と蘇我堅塩媛の合葬墓)、1880年に盗掘記録の『阿不幾乃山陵記』が京都栂尾の高山寺で発見され、治定替えが行なわれました(藤原定家の『明月記』にも記載があります)。この講座では、これらの史料を読み解き、考古学の知見と併せて、天武・持統天皇陵の実像に迫ります。(講師記) ※急きょ講師オンライン登壇になる場合がございます。予めご了承ください。 ◎いま学びたい!世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」関連講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5912&utm_source=TOP&utm_medium=Slider&utm_campaign=20260729_s1 )
倉本 一宏:くらもと・かずひろ 1958年三重県生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程修了。博士(文学、東京大学)。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は日本古代史、古記録学。著書に『藤原道長の日常生活』『紫式部と藤原道長』(いずれも講談社現代新書)、『藤原道長の権力と欲望』(文春新書)『藤原氏』『公家源氏』『平氏』(いずれも中公新書)『小右記』『御堂関白記』『権記』の現代語訳など。24年NHK大河ドラマ「光る君へ」時代考証担当。
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