アンは、堅実な農家のコで、プリンスエドワード島の美しい大自然の中で生きています。同時に、パフスリーブスのような流行のおしゃれも好きで、当時は高級品だったアイスクリームのような、美味しいものも好き、ホワイトサンズのホテルのような、ちょっとした優雅な贅沢も好きな女の子です。アンの少女時代というのは、厳格なヴィクトリア時代が揺らぎ始め、人々が人生を楽しみ始めた時代なんです。そんな時代背景を踏まえて、「赤毛のアン」を再読します。 ◆講師からのメッセージ 昔、ゲームもアニメもスマホもなく、子供たちに時間がたっぷりあったころ。本の虫の小学生だった私は、『赤毛のアン』を読んでドハマりしました。登場人物に悪い奴はいないかわりに個性豊かな人ばかり。本と空想が大好きなアン。いい人だけど厳格なマリラ。異様に内気なマシュー。石盤でぶん殴られたのにアンのことが大好きなギルバート……全員キャラが立っていて、全員が愛おしい! 長い年月が経ち、私は北九州市立大学の名誉教授ということになりましたが、今でもこの作品の大フアンです。受講者の皆様に毎回、「今日は面白い話を聞いた」と言って帰っていただける講座をめざします。 吉川先生の講座を2回に渡り開講します。 8/28 「赤毛のアン 100年後の新しさ〜精一杯人生を楽しむアン」 9/11 [「赤毛のアン 100年後の面白さ〜仕事を持ち、恋をするアン」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8999610) 〔申込みについて〕 ※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に550円(税込)を加えた金額で承ります。
吉川 哲郎:福岡市出身。北九州市立大学外国語学部名誉教授。東大卒。英米文学専攻。研究対象として、ジェイン・オースティンやラファエル前派から、新作ミュージカルまで、広い範囲をカバーしています。
筆記用具。 ※設備費は、教室維持費です。