南北朝時代といえば、後醍醐天皇や足利尊氏を筆頭に、楠木正成・新田義貞・北畠顕家・高師直など、軍記物語『太平記』に華々しい活躍が描かれた人物たちの名前がすぐに思い浮かぶところでしょう。 一方で、『太平記』にはあまり登場せず、高校の教科書等にも記載されないため知名度こそ低いものの、この時代の政治・軍事において重要な役割を果たした人物たちも大勢います。今回の講座はそうした人びとのうち、武田信武・四条隆資・三宝院賢俊の3人を取り上げ、その活躍と功績を紹介します。 各回の内容(全3回) @8月22日(土) 武田信武―尊氏が厚い信頼を寄せた名将― A8月29日(土) 四条隆資―戦場でも活躍した南朝の公家― B9月5日(土) 三宝院賢俊―尊氏の窮地を救った腹心の僧―
花田 卓司:帝塚山大学文学部日本文化学科 准教授 立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。立命館大学文学部非常勤講師、京都光華女子大学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員などを経て、2016年4月より帝塚山大学文学部講師、2019年4月より現職。主な論文に「南北朝期室町幕府における守護・大将の所領給付権限」(『古文書研究』66号、2008年)、「観応の擾乱期の恩賞宛行」(『日本文化史研究』50号、2019年)、「「相良家文書」の将軍家政所下文」(『藝林』69巻1号、2020年)など。
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