『古事記』上巻「神がみの物語」を、冒頭から丁寧に読み進め、いよいよ、出雲制圧から天孫降臨へと神話は展開しています。 それぞれの神話にはどのような背景や歴史があるか、神の名や神話にこめられた意味は何か、『日本書紀』など共通する神話や伝承との共通性や相違についてなど、多面的に『古事記』神話を考察します。教室では、最古の写本「真福寺本古事記」を底本として、原文と現代語訳とを対照させた自作テキスト(プリント配布)に基づきながら、はじめて『古事記』を読む人にも、 何度も読んでいる人にも楽しめる講座を心がけています。 7月期ですが、出雲制圧神話(いわゆる「国譲り」)から天孫降臨にいたる場面を読み進めますが、このあたりは、天皇家の成立という点ともつながっていて、なかなかおもしろいところかと思います。古事記の神話もすでに後半ですが、新規の方もどうぞお気楽にご参加ください。 (2026年.5月講師・記/2024年10月開講) 〈テキスト〉 プリントを配布します。 〈参考書〉※なくてもかまいませんが、持っていると予習復習に好都合です。 三浦佑之『口語訳古事記 神代篇』(文春文庫) 倉野憲司『古事記』(岩波文庫)あるいはその他の古事記テキスト
三浦 佑之:みうら・すけゆき 千葉大学名誉教授 1946年、三重県生まれ。成城大学大学院博士課程修了。千葉大学教授・立正大教授を経て現職。古代文学、伝承文学研究専攻。2003年、『口語訳 古事記』で第1回角川財団学芸賞を受賞。現在、ウェブ上で「神話と昔話 三浦佑之宣伝板」を運営。http://www.miuras-tiger.com/
配布プリントは原則的に次回も使用します。毎回ご持参ください。
・教室でもオンライン(Vimeo)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。各自ご確認ください。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ・教室は変わる場合があります。当日の案内表示をご確認下さい。