日本人の信仰の歩みはどのようなものなのだろうか。近年では、考古学の研究も進み、縄文時代から古墳時代にかけても、その歴史を明らかにする試みが行われるようになった。そうした研究を参考にしつつ、古代の日本人が、やがて神道と呼ばれるようになる独自の信仰をどのように確立していったのか。今回の講座では、それを追ってみたい。縄文時代、日本列島に暮らす人々は自然と深くかかわりながらその生活を成り立たせていた。その際、信仰はどういった役割を果たしたのか。それが弥生時代に入ると、稲がもたらされ、社会のあり方も変わり、信仰はより複雑なものになっていった。仏教がもたらされる以前の日本人の信仰を探っていく。(講師・記) @7月22日 銅鐸が鳴り響く原始日本の国家 A8月26日 アマテラスの原像 太陽と鏡の信仰 B9月23日 巫女と王の祀り 邪馬台国の信仰
島田 裕巳:しまだ・ひろみ 1953年東京都生まれ。宗教学者、作家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、東京通信大学非常勤講師を歴任。著書に『葬式は、要らない』『創価学会』『日本の10大新宗教』『神道はなぜ教えがないのか』『戦後日本の宗教史:天皇制・祖先崇拝・新宗教』『「日本人の神」入門』『宗教の地政学』『神社崩壊』『新宗教 戦後政争史』等多数。
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