飛鳥の終末期古墳のうち越智丘陵の東端に営まれた岩屋山古墳は、花崗岩をていねいに加工して積み上げた精美な墓室で知られています。大規模に背後の丘陵を切り込んだ中に裾部が方形の墳丘を築いています。墳丘を囲う造営事業は、東方の梅山古墳や鬼の俎・雪隠古墳にも見られます。墓室のつくりから石舞台古墳に後続する7世紀中葉にあると考えられて来ました。今回の講座では最上位の墓室と最高位の被葬者について考えます。(講師・記) ◎いま学びたい!世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」関連講座は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5912&utm_source=TOP&utm_medium=Slider&utm_campaign=20260729_s1 )
今尾 文昭:いまお・ふみあき 元奈良県立橿原考古学研究所調査課長 1955年生。同志社大学文学部卒業。78年奈良県立橿原考古学研究所入所。同研究所附属博物館学芸課長、同研究所調査課長を歴任。2016年定年退職。古代学研究会代表。博士(文学)。日本考古学。著書に『古墳文化の成立と社会』 『律令期陵墓の成立と都城』『ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』『天皇陵古墳を歩く』など。
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