異性愛規範に収まらない愛のありかたを課題として執筆しています。著書『聖なるズー』においては、ドイツの動物性愛者たちの実態を取り上げました。見えてきたことは、他者との対等性をいかにして叶えるかという問題や、人間同士の対等性の実現の難しさでした。また、新著『無機的な恋人たち』では、セックスロボットやラブドールを愛の対象とする人々に迫りました。調査を通して立ち上がったのは、人間は他者をどのように見るか、という問題でした。調査事例を通して、これらの課題を考えていきます。(講師記) 写真:小田駿一
濱野 ちひろ:ノンフィクションライター 1977年、広島県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒業。2019年、『聖なるズー』で第17回開高健ノンフィクション賞を受賞。2024年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。他の著書に『無機的な恋人たち』がある。
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