ジョットからティエポロまで、14世紀から18世紀までのイタリア美術を概観する講座シリーズです。この時代、とりわけドナテッロやミケランジェロからカラヴァッジョやベルニーニまでのイタリアは、比類のない美術作品の数々を生み出しました。この近代ヨーロッパのアートの文化の基礎となった「イタリア美術の500年」とはどのようなものだったのか、美術と社会の関係を含めた、広い視野に立って、その歴史と意義を考えていきます。 第9回の講座は、ベルニーニを中心とする盛期バロックの美術について学んだ前回に続き、ローマ・バロック美術の多様性、祝祭や都市建設、理想風景画や風俗画などの新しいジャンル、外国人美術家の活躍などに焦点を当て、その創造性と魅力を考えていきたいと思います。講師・記) ・2024年7月期開講。 リーフレット画像:ベルニーニ 4大河の噴水(ナヴォナ広場) <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 7月2日 テアトロ・デル・モンド 祝祭と音楽 7月16日 光と水 都市空間の演出 7月30日 理想と現実 理想風景画と風俗画 9月3日 外国人のローマ ルーベンス、プサン、ベラスケス 9月17日 天井画の世界 ポッツォとバチッチャ
石鍋 真澄:いしなべ・ますみ 成城大学名誉教授 1949年生。東北大学卒業。1975年から1979年までフィレンツェ大学に留学。1982年、1988年、2010年にローマとフィレンツェで計3年間研究に当たる。イタリア美術史専攻。文学博士。成城大学文芸学部教授となり、現在に至る。主な著書に、『ベルニーニ バロック美術の巨星』 『聖母の都市シエナ』(マルコ・ポーロ賞受賞) 『サン・ピエトロが立つかぎり 私のローマ案内』 『ありがとうジョット』 『サン・ピエトロ大聖堂』(以上、吉川弘文館)、『アッシジの聖堂壁画よ、よみがえれ』 『ルネサンス美術館』(小学館)、『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』(平凡社)、『誰も知らないラファエッロ』(新潮社とんぼの本)、『フィレンツェの世紀 ルネサンス美術とパトロンの物語』 『カラヴァッジョ伝記集』 『教皇たちのローマ ルネサンスとバロックの美術と社会』 (平凡社)、最新刊に『カラヴァッジョ ほんとうはどんな画家だったのか』(平凡社)。そのほか共著、訳書、論文など多数。展覧会やテレビ番組の監修も数多く手がける。
・・今期は日程が変則的です。ご注意ください。 ・教室でもオンライン(Vimeo使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。