ミケランジェロは生涯に3点の彫刻による「ピエタ(聖母の嘆き)」を造りました(ヴァティカン、フィレンツェ、ミラノ)。それぞれまったく異なる図像の型を示しています。それぞれの型について、ビザンティン美術の起源を探りながら、ミケランジェロの意図を考えます。特に未完成と言われる最晩年の《ロンダニーニのピエタ》の不思議な造形の謎を考えてみたいと思います。(講師・記) リーフレット画像:ミケランジェロ、ロンダニーニのピエタ、1552−64年 <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回 「ピエタ(聖母の嘆き)」という主題の意味 第2回 ミケランジェロの3つのピエタ 第3回 ミケランジェロの妄執
益田 朋幸:ますだ・ともゆき 早稲田大学教授 早稲田大学大学院修了。女子美術大学を経て、現職。ギリシア政府給費留学生として博士号取得。専攻はビザンティン美術史、キリスト教図像学。著書に『世界歴史の旅 ビザンティン』(山川出版社)、『西洋美術用語辞典』(共著・岩波書店)、『ビザンティンの聖堂美術』(中央公論新社)、『ビザンティン聖堂装飾プログラム論』(中央公論美術出版)、『光の美術 モザイク』(岩波新書)など。
・今期は日程が変則的です。ご注意ください。 ・教室でもオンライン(Vimeo使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。