『バガヴァッド・ギーター』(神の歌)は、2000年程前に作られたヒンドゥー教の聖典です。数多くの人々によって読みつがれて来ました。論争を通じて様々な意味が付け加えられ、新しい信仰の書として姿を変えたこともあります。イスラーム文化の中で翻訳されたり、英国による植民地時代にはインド独立運動の精神的支柱にもなりました。18世紀になれば西洋に紹介されて熱狂的に受け入れられました。いまなお新しい翻訳や研究書が出版されています。そこには、神と人と世界に関わる様々なことが語られています。 今回の講座では、7章から12章までを読み進めながら、古代から現代に至るまで、この聖典がどんな風に読まれてきたか、様々なエピソードを交えながら読み解いていきたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 *2026年7月〜12月* 7月24日 第7章: 信仰(バクティ)とは何か 8月28日 第8章: 「不滅のブラフマン」 9月25日 第9章: アヴァターラについて 10月23日 第10章: 絶対的な神の姿 11月27日 第11章: 神の姿を見る 12月25日 第12章: 信仰のいくつかの段階 ※全6回のカリキュラムですが、途中からのご受講もいただけます。
赤松 明彦:京都大学名誉教授 1953年京都府宇治市に生まれる。京都大学文学部卒業。パリ大学博士課程修了、インド学博士。京都大学人文科学研究所助手、九州大学助教授・教授を経て現職。専門はインド哲学。著書に『インド哲学10講』、『ヒンドゥー教10講』(いずれも岩波新書)、訳注書に『古典インドの言語哲学』(1、2、平凡社・東洋文庫、1998年)などがある。
オンライン講座(Zoomミーティング使用)です。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。