木は長命で、大きく育ちます。 中でもいく世紀、時には千年を越えて育った木は巨樹となり、大きさだけでなく、並はずれた樹齢が刻んだ風格に圧倒されてしまいます。また、巨樹の幹の太さや高さだけでなく、板根や枝ぶりが極立つ巨樹もあります。 それらはどのよう環境で育ったのでしょうか。オーストラリアやカンボジア、ブルガリア、カナリー諸島、アフリカ、マダガスカル、アメリカ、メキシコなど、訪ねた20ヵ国のさまざまな樹種を取りあげ、探ってみます。(講師記)
湯浅 浩史:一般財団法人 進化生物学研究所理事長・所長 1940年神戸市生まれ。兵庫農科大学(現神戸大)卒業。東京農業大学大学院博士課程修了。農学博士。元東京農大農学部バイオセラピー学科教授、生き物文化誌学会前会長。朝日新聞に連載された『花おりおり』の著者として親しまれている。著書として他に『世界の不思議な植物』『世界の不思議な花と果実』『世界の葉と根の不思議』誠文堂新光社、『植物からの警告』ちくま新書、『植物ごよみ』朝日選書、『ヒョウタン文化誌』岩波新書、など多数。
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