「海」の部首は「氵(さんずい)」、「進」の部首は「辶(しんにょう)」。そういった知識は、だれもが1度は学校で習ったことがあるでしょう。しかし、部首を知ることは、いったい何の役に立つのでしょうか? 実は、部首は、漢字の意味や成り立ちと深い関係があるのです。よく知られたものからとてもマイナーなものまで、さまざまな部首を紹介しながら、漢字の歴史や、漢字の辞書の歴史についてお話します。(講師・記)
円満字 二郎:えんまんじ・じろう 漢和辞典編集者 1967年兵庫県生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働いた後、フリーに。テレビを見ればテロップの漢字が気になり、街を歩けば看板の漢字に注意を奪われるなど、世の中のありとあらゆる現象を漢字を中心に見てしまうという、妙な職業病に悩まされつつも、日本人と漢字との関係について、日々、思考をめぐらしている。著書に、『人名用漢字の戦後史』(岩波書店)、『心にしみる四字熟語』(光文社新書)などがある。
筆記用具
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