日本列島の弥生文化は、稲作農耕文化の定着や金属器の出現などに特徴づけられます。これら弥生時代に新たに出現した文化要素の多くは、中国大陸や朝鮮半島との交流を通じてもたらされたものです。また、弥生時代は社会構造が大きく変化していく時代であり、日本列島各地に環濠集落や墳丘墓が現れます。この講座では、最新の発掘調査成果をもとに、弥生文化と対外交流について、当時の東アジアの文化とともに概観していきます。シリーズ@では弥生文化の特徴でもある農耕と金属器を取り上げます。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 7/25 東アジアにおける農耕社会の成立 東アジアにおける農耕社会の成立と支石墓文化について論じ、弥生文化の起源を探ります。 第2回 8/8 東アジアにおける青銅器文化 中国大陸から朝鮮半島への青銅器文化の広がりについて論じ、日本列島の青銅器文化の起源を探ります。 第3回 9/26 東アジアにおける鉄器文化 中国大陸、朝鮮半島、日本列島における鉄器文化の展開過程について論じます。
高久 健二: たかく・けんじ 1967年生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了、韓国・東亜大学校大学院史学科博士課程修了・文学博士取得。九州大学大学院比較社会文化研究科助手、埼玉大学教養学部准教授を経て、現在、専修大学文学部教授。専門は韓国・朝鮮考古学、東アジアの古墳文化。著書:『楽浪古墳文化研究』(学研文化社)
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