『春と修羅』は、宮沢賢治が生前唯一出版した詩集です。自己を人間以下の「修羅」と位置付けた賢治が、「世界をどう受け止め、どう生きようとしたか」の記録が、制作順にまとめられたものです。詩集冒頭の「わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈の一つの青い照明です」の読み解きから始め、主要作品を丁寧に読むことで、賢治ワールドをご一緒に歩いてみましょう。 @ 7月9日 「修羅」とは何か。「序」「屈折率」「くらかけの雪」「恋と病熱」「春と修羅」「春光呪詛」他 A 8月27日 「世界」の受け止め方(1)。「有明」「谷」「陽ざしとかれくさ」「雲の信号」「習作」他 B 9月10日 「世界」の受け止め方(2)。「小岩井農場」「報告」「風景観察官」「岩手山」「原体剣舞連」他
中野 新治:元梅光学院大学学長 1947年生。関西学院大学文学部日本文学科卒。元梅光学院大学学長、前梅光学院学院長。95年に宮沢賢治賞奨励賞を受賞。主な著書に『宮沢賢治童話の読解』翰林書房 など。
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