ユーラシア大陸東部を流れる大河アムール。その流れは、流域に暮らす諸民族の生活の基盤となすとともに、海洋に運ばれた養分は植物プランクトンの大量発生を促し、豊かな漁場を形成して日本にも恩恵を与えている。そして江戸期には、山丹交易と呼ばれた中国から日本に至る先住諸民族の手渡しによる北の交易路が存在した。本講義では、その北のシルクロードを地図上でたどりながら、そこに暮らす様々な民族を紹介していく。(講師・記) シリーズ【中国を知る・深める】講座の特設ページは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WTokushuShosai.do?tokushuId=5654) <今後の予定> 知られざる少数民族シリーズ 2026年10月期:大興安嶺オロチョン民族〜開発の中で自らのアイデンティティを見出す (2026.10.31(土)予定) 2027年1月期:アムール中流域ナーナイ民族〜漁業の村から観光の村への脱皮を目指して (2027.1.30(土)予定) 2027年4月期:サハリン・ニヴフ民族とウイルタ民族〜先住民族集住地「オタスの杜」に生きた人々 (2027.5.29(土)予定) <終了したトピック> 知られざる少数民族シリーズ 2026年4月期:ヨーロッパ唯一の仏教国 カルムイキア
井出晃憲:(いで・あきのり)1970年、東京都生まれ。フェリス女学院大学ほか非常勤講師、合同会社浅間山文庫代表、NPO法人国際文化交流推進会副理事長。専門は文化人類学、集団力学、観光学。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学、中国社会科学院研究生院外国専家、国立民族学博物館文化資源共同研究員、稚内北星学園大学情報メディア学部准教授、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター客員准教授などを経て現職。在学中は探検部に所属して北の世界ばかりを歩き、これまで北方アジアの少数先住民のフィールドワークを行ってきた。論文に「メディアが映す日本統治下の樺太観光−「オタスの社」先住民観光をめぐる言説を中心に―」(『境界研究』No14、2024年)などがある。
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