バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ》(全6曲)は、今から三百年以上前に作曲されて以来、ヴァイオリン奏者たちが生涯をかけて弾き、多くの音楽ファンの心を満たしてきました。その魅力はたった一挺のヴァイオリンの曲なのに、舞曲やフーガなど驚くほど豊かな音楽が盛り込まれているところにありますが、同時にストイックで難解なイメージがあるのも事実です。『ON BOOKS advance もっときわめる!一曲一冊シリーズ05 J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』(音楽之友社)の著者が、そんな至高の名曲を語り尽くします。 楽曲の成立事情やバロック舞曲など基本的な事柄に始まり、譜例や音源を用いて全6曲を徹底解説。そしてまた、ロマン派から現代までの演奏スタイルの変遷を振り返るとともにバッハの「無伴奏ヴァイオリン作品」の新たな聴き方、楽しみ方をお伝えします。 第1回 バッハ以前の無伴奏ヴァイオリン作品の歴史とバッハの「無伴奏ヴァイオリン作品」の成立事情、全曲の構成など。 第2回 3つのソナタ 第3回 3つのパルティータ 第4回 バッハの「無伴奏ヴァイオリン作品」の演奏スタイルの変遷と新しい聴き方
那須田 務:なすだ・つとむ ドイツ・ケルン音楽大学で古楽演奏、ケルン大学で音楽学を学び、同大修士課程修了(M.A.)。帰国後、音楽大学などで教鞭をとりながら音楽評論家として活動。長年『レコード芸術』誌のCD批評を務め、現在は『音楽の友』誌などの演奏会批評や毎日クラシックナビ「即リポ」などを担当。著書に『音楽ってすばらしい』(ポプラ社)、『ONBOOKS advanceバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』『古楽夜話』以上音楽之友社)、『教会暦で楽しむバッハの教会カンタータ』春秋社の他、共著書多数。
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