今年の美術館めぐりシリーズでは、アメリカ東海岸の主要な美術館をご紹介いたします。 まずは、NYのランドマーク的な存在であるメトロポリタン美術館、そのはす向かいにあるフリック・コレクションは、改装を終えて再開しました。もちろん、首都であるワシントンにあるナショナル・ギャラリーも見逃せません。 <今回のテーマ> フリック・コレクション アメリカ・ニューヨークの邸宅美術館フリック・コレクションは、実業家ヘンリー・クレイ・フリックが蒐集した美術コレクションをもとに、1935年に一般公開された世界屈指の邸宅美術館です。2025年には大規模改修を終え、新たな公開エリアも加わったことで、再び大きな注目を集めました。 館内には、フェルメール、レンブラント、ゴヤ、フラゴナールなど、美術史を彩る巨匠たちの名品が並び、まるで一人のコレクターの美意識そのものをたどるような空間が楽しめます。 今回は、フリック・コレクションを代表する珠玉のコレクションをご紹介します。
笹山 美栄:西洋美術史家。英国在住。1998〜99年、ロンドンの朝日カルチャーセンター講師。「楽しく、わかりやすく」をモットーに、現在ロンドン4ヶ所、2006年からは東京でも西洋美術史講座を開催中。2004年から始めた年に2回のロンドン発アートツアーで、 これまでにパリのルーブル美術館、フィレンツェのウフィッツィ美術館、マドリッドのプラド美術館などを訪れる。
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