来年は横浜市で国際園芸博が開かれます。日本の園芸は江戸時代に盛んで江戸園芸と呼ばれていますが、そのルーツは万葉時代に溯ります。万葉集には160種類ほどの植物が歌われていて、30種類もの花や木が栽培されているのです。野の花から庭に移されたきっかけを始め、花見、花飾り、秋の七種、生け垣などさまざまな日本独自の花文化の芽生えが詠まれています。そこにこめられた思いや意図など、代表的な花の歌を通して紐解きましょう。(講師記) ★今期開講。1年12講で学びます。 <各回カリキュラム(予定)> ◆2026年7月期 7月 ユリ 野から庭へ。そのきっかけ 8月 ナデシコ 最初に種子から育てられた花 9月 ハギ なぜ万葉第一の花か 10月 フジバカマ 宣伝された花 11月 オミナエシ 女郎花ではなかった 12月 オバナ ススキ、カヤとの使い分け ◆2027年1月期 1月 ウメ 香りに気づかなかった 2月 ツバキ 実用とシンボル 3月 モモ 母屋を奪う 4月 サクラ 何首詠まれているのか 5月 フジ 美と実用の結びつき 6月 タチバナ 鳥との結びつき
湯浅 浩史:一般財団法人 進化生物学研究所理事長・所長 1940年神戸市生まれ。兵庫農科大学(現神戸大)卒業。東京農業大学大学院博士課程修了。農学博士。元東京農大農学部バイオセラピー学科教授、生き物文化誌学会前会長。朝日新聞に連載された『花おりおり』の著者として親しまれている。著書として他に『世界の不思議な植物』『世界の不思議な花と果実』『世界の葉と根の不思議』誠文堂新光社、『植物からの警告』ちくま新書、『植物ごよみ』朝日選書、『ヒョウタン文化誌』岩波新書、など多数。
★8月は、8/21(3週目)に講座がございます。 ★本講座は、日程が変更になる場合がございます。ご了承ください。
★教室でもオンライン(Zoomウェビナー使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。お問合せはyk9yokohama@asahiculture.comで承ります。 ★今期開講。1年12講で学びます。