楠木正成と名和長年。出自も身分も謎に包まれた2人の武将は、鎌倉時代末期に後醍醐天皇の倒幕活動に尽力し、天皇が樹立した建武政権では三木一草≠ニして活躍しました。河内と伯耆という異なる地域にあらわれた2人でしたが、同じ目的を抱き、奇しくも同じ年に世を去ります。本講座では、異なる個性を持つ2人の実像に迫りながら、彼らが南北朝時代に残した足跡をたどります。
生駒 孝臣:花園大学文学部教授 関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程日本史学専攻修了(博士(歴史学))。2019年より花園大学文学部専任講師、2022年より同准教授。専門は日本中世史、特に中世武士論(畿内武士・武士団研究)・中世畿内政治史。単著に『中世畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、2014年)、『楠木正成・正行』(戎光祥出版、2017年)、『楠木正行・正儀』(ミネルヴァ書房、2021年)、『楠木正成・正行・正儀 南北朝三代の戦い』(星海社新書、2024年)、共著に『楠木正成 知られざる実像に迫る』(批評社、2021年)などがある。
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