記紀神話や万葉集などの古代日本文学は、歴史的事実に照らせば「嘘」とも見える記述であふれています。しかし、「嘘」を書きとめようとした人々が存在したことは本当です。古代日本の言語観をふまえて、人々が文学に託した思いを考えます。 ★九州大学文学部提携講座「文学と嘘 〈ポスト・トゥルース〉を語る」シリーズ第5回です。
古川 大悟:九州大学大学院 人文科学研究院 講師 万葉集をはじめとする奈良時代の文学作品を読みながら、古代日本語の仕組みを研究しています。万葉ゆかりの大宰府(現・太宰府)にもほど近い、この福岡の地に赴任してまもなく3年。人間にとって言語とは何かということを考えています。
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