@ 8月1日(土) [「弥生文化の到来と古日本語」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8945714) 紀元前9〜8世紀に始まる弥生文化は、水田を伴う灌漑農耕社会であり、狩猟採集社会の縄文文化と生業を異にしています。それは、同時期の朝鮮半島無文土器文化の影響ならびに渡来人と北部九州の縄文人との交配によって始まります。その変化は生業だけでなく、弥生土器といった土器の器種や製作技法の変化、大陸系磨製石器、環濠集落、支石墓・木棺墓、紡錘車といった生活様式の変化が生じ、さらに朝鮮半島から古日本語が伝播していきます。紀元前6〜5世紀の弥生前期は、古日本語話者が西日本に灌漑農耕と新たな生活様式を伴い拡散して行く段階です。 A 8月8日(土) [「原三国時代と古朝鮮語」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8945934) 朝鮮半島の新石器時代、無文土器(青銅器)時代、粘土帯土器(初期鉄器)時代の土器文化は、それぞれ連続性がなく、無文土器と粘土帯土器はそれぞれ中国東北部の遼西・遼東に出自すると考えられます。近年の欧米の言語史研究では、古日本語と古朝鮮語は共に遼西・遼東に生まれ、朝鮮半島や日本へ拡散したと考えられています。このような古日本語と古朝鮮語の拡散の動きを、考古学的に考え、さらに、原三国時代と朝鮮語話者との関係を検討します。 ★各回受講も可能です。会員 3,652円 一般 4,202円
宮本 一夫:1958年島根県松江市生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院修士課程修了。博士(文学)。 京都大学文学部助手、愛媛大学法文学部助教授を経て、九州大学文学部(考古学講座)教授、同大学院教授。九州大学副学長、同付属図書館長、同総合研究博物館長を歴任。 アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員。 現在、九州大学名誉教授。 専攻分野は東アジア考古学。著書に『中国の歴史1 神話から歴史へ 神話時代 夏王朝』(講談社学術文庫2651、講談社、2020年)、『農耕の起源を探る イネの来た道』(歴史文化ライブラリー276、吉川弘文館、2009年)などがある。
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