1833年にドイツ・ハンブルクで生まれたヨハネス・ブラームスは、ロマン派作曲家の巨匠としてよく知られた存在です。保守的な作風を持つと言われてきましたが、注意深く確かめてみると、19世紀後半という時代に即した革新的な要素も取り入れられています。作曲は「くどくど」という言葉がピッタリするほど練りに練られた内容で、完成度の高さは同年代の他の作曲家の作品と比較しても群を抜いたもの。講座ではその神髄の一端を解き明かします。
小味渕 彦之:音楽評論家 1971年生。豊中市立文化芸術センター総合館長。関西学院大学、および同大学院で音楽学を学ぶ。多くの演奏会でプログラムノートを執筆するほか、コンサートのプロデュース、トークも手がける。豊中市立文化芸術センター総合館長
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