九州・山口地域に関係する古文書や古記録のなかでも、室町・戦国時代のものをを中心に読んでいます。 くずし字を読むことから始めますが、くずし字が読めない方には翻刻したものを配ります。文字を読むだけでなく、史料から見えてくる中世社会の様相(政治、経済、文化、外交など)について、近年の研究成果を踏まえながら説明していきます。 現在は、戦国末期に上洛した島津家久の記録を読み続けています。 ・
伊藤 幸司:九州大学大学院比較社会文化研究院・教授 2000年 九州大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。 専門は、日本中世史・東アジア交流史。 主な研究テーマとしては、中世の港町をキーワードとして都市史や流通史にも興味があるほか、美術史分野の肖像画や室町水墨画にも関心を広げている。12〜16世紀における日本列島と東アジア諸地域との交流の諸相を、交流を媒介した僧侶や海商、取り交わされる文物や情報などの視座から研究をおこなっている。 著書に、『中世日本の外交と禅宗』(吉川弘文館、2002)、『大内氏の世界をさぐる』(責任編集、勉誠出版、2019)、『中世の博多とアジア』(勉誠出版、2021)などがある。
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