初期ルネサンスのフィレンツェで活躍した画家サンドロ・ボッティチェッリ。彼は《ヴィーナスの誕生》《プリマヴェーラ》などの神話画で知られますが、他にも幅広いジャンルの絵画を手掛けました。この講座では、神話画に加え、美しき聖母子像、教会の祭壇画、邸宅を飾った物語絵画、未完成に終わったダンテ『神曲』素描など、ボッティチェッリの名作の数々を鑑賞しながら、その画業についてじっくりと考えてみたいと思います。清々しさと、そこはかとない艶めかしさを併せ持つ、ボッティチェッリ絵画の美の世界に皆様をご案内いたします。 ※東京からの遠隔講義です。先生は教室にはいらっしゃいません。(教室・オンラインともに受講可能です)
京谷 啓徳:きょうたに・よしのり 学習院大学教授 1969年、香港生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学助手、九州大学大学院人文科学研究院准教授を得て、現在、学習院大学文学部教授。 著書に『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』(中央公論美術出版)、『もっと知りたいボッティチェッリ』(東京美術)、『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』(講談社)、『西洋美術の歴史4 ルネサンスI』(共著、中央公論新社)など。 『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』にて、2018年サントリー学芸賞受賞。
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