チグリス川とユーフラテス川の間、南メソポタミアのユーフラテス東岸に位置する古代都市ニップール遺跡。ニップールはエンリル神殿を中心とした宗教都市として繁栄しました。19世紀後半からアメリカン・オリエンタル・ソサエティ(後のシカゴ大学東洋研究所)が発掘を開始し、紀元前2000年頃のシュメール文明の宗教文書を多数解読しています。これらにはシュメール語で記された『ギルガメシュ叙事詩』の洪水伝説が含まれ、「ウトナピシュティムの箱舟物語」はノア伝説の源流を示として聖書との比較研究に欠かせない資料となっています。 6/7 ニップール(イラク) 洪水伝説の源流を探る 〜ニップール遺跡とノアの箱舟〜 [本講座はこちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8760089)
大津 忠彦:1952年生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程(考古学)単位取得満期退学。専門は西アジア考古学。出光美術館(東京都丸の内)学芸員、中近東文化センター(東京都三鷹市)研究員、帝京平成大学(千葉県市原市)助教授を経て、筑紫女学園大学文学部アジア文化学科教授、大学付属図書館長(平成30年3月退職)。現在、筑紫女学園大学非常勤講師。久留米市文化財収蔵資料審議会会長。筑紫野市歴史博物館協議会会長。
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