2026年は水俣病の公式確認から70年の節目の年。水俣病問題はいまに至っても解決しておらず、企業や行政の権力複合体が弱者を圧殺するという構図は、時や場所を変えて繰り返されています。水俣病は過去の出来事ではなく、現代に生きる私たち自身の課題です。本講座では、水俣病事件を時系列でたどり、水俣病はなぜ発生したのか、被害の拡大をなぜ食い止められなかったのか。今後の課題は何なのか、『評伝石牟礼道子』『水俣病闘争史』などの著作がある講師と共に考えていきます。一見複雑な水俣病問題を分かりやすく語ります。 5月23日「奇病の発生」 チッソの事業拡大に伴い、水俣の海の汚染も深刻化した。全身の痙攣、言語障害、感覚障害、そして死に至るという「奇病」の発生に水俣の医師は驚愕した。患者は海辺中心に増加の一途をたどる。患者は隔離され、地域社会から追放されたに等しい差別を受ける。 ※当日入金は、受講料に550円加算されます。
米本 浩二:徳島県生まれ。毎日新聞記者をへて著述業。著書に『評伝石牟礼道子 渚に立つひと』(読売文学賞評論・伝記賞)、『水俣病闘争史』、『実録・苦海浄土』など。『熊本風土記』復刻版(2025年)の解説を担当。福岡市在住。
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