本講座では、司法が果たすべき役割や機能について、一般的な書籍や教科書の基層にある考え方を掘り下げて解説します。判例法・判決理由とはなにか、裁判所が立法部の判断を覆しうるのはなぜ・どういう場合か、最高裁の内部でどのような判断が行われているのか、最高裁の評議プロセスをどのようにして知るのか、また裁判員制度の導入の背後にある考え方とはなにか、といった具体的な問題に焦点を当てつつ、教科書的な記述の背後にある考え方を読み解き、司法の未来について構想します。 4月11日 司法判断の透明性/理由付け ・第1回を承けてーー説得の術としての判決理由 ・裁判官の説明責任 ・3要素の混成体としての判決理由〜判例研究の深化 ・裁判官の判断過程の可視化〜複数のアプローチ ・最高裁の評議課程の実証研究の可能性 ・諸外国の状況
赤坂幸一:九州大学大学院法学研究院教授 京都大学卒業後、金沢大学助教授、広島大学助教授を経て、2010年九州大学法学研究院准教授、2019年より現職。
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