この音は、なぜこんなにも心に残るのか。 音楽家には、人に語るためではなく、自分の中で大切に抱えてきた音楽があります。 流行や定番から少し外れた場所で、長く心に残り続けてきた音—— 『世界のしずかな美しい音楽をひろい集めて』は、鈴木惣一朗さんが、自身の中で大切に抱えてきた音を、そっと手渡すためのシリーズです。 聞き手は、「モンドくん日記」(著:鈴木惣一朗)、「ジャンプ・フォー・ジョイ」(WORLD STANDARD)などのデザイン、アートワークを手掛けた菅野カズシゲさん。 美しい音楽に惹かれながらも、何から聴けばいいのかわからない人へ。 そして、長く音楽に親しんできたからこそ、「こんなに新鮮な聴き方があるのか」と感じたい人へ。 世界の片隅で誰かが聴いていた、揺蕩う音楽世界へ。 それは、知識として学ぶ音楽ではなく、あなたのために手渡される、特別な音楽との出会いです。 <今回のテーマ:アメリカ /ジャズとフォーク> ■ドン・シャーリー「ジス・ニアリー・ウォズ・マイン」 ■ペギー・リー「中国の愛の詩」 ■シェルビー・フリント 「エヴリー・ナイト」 ■サミー・デイヴィス・ジュニア&ローリンド・アルメイダ「ホエア・イズ・ラヴ」 ■ポール・ウェストン&ヒズ・オーケストラ「レイン」 ■ブルースコバーン「雪の世界」 など
鈴木 惣一朗:すずき・そういちろう 音楽家 1959年、浜松生まれ。音楽家。83年にインストゥルメンタル主体のポップグループ“ワールドスタンダード”を結成。細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。「ディスカヴァー・アメリカ3部作」は、デヴィッド・バーンやヴァン・ダイク・パークスからも絶賛される。近年では、程壁(チェン・ビー)、南壽あさ子、ハナレグミ、ビューティフル・ハミングバード、中納良恵、湯川潮音、羊毛とおはな等、多くのアーティストをプロデュース。2013年、直枝政広(カーネーション)とSoggy Cheeriosを結成。執筆活動や書籍も多数。95年刊行の『モンド・ミュージック』は、ラウンジ・ブームの火付け役となった。細野晴臣との共著に『とまっていた時計がまたうごきはじめた』(平凡社)『細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音を作ってきた』(DU BOOKS) ビートルズ関係では『マッカートニー・ミュージック~ポール。音楽。そのすべて。』(音楽出版社)他に『耳鳴りに悩んだ音楽家がつくったCDブック』(DU BOOKS)などがある。最新作は初のヴォーカル・アルバム『色彩音楽』『エデン』『ポエジア〜刻印された時間』(Inpartmaint Inc .)
菅野 カズシゲ:すがの・かずしげ イラストレーター/デザイナー 1978年、東京生まれ。多摩美術大学卒。ポップでどこかなつかしい世界観の作風が話題を呼び、CDジャケット、書籍の装画、商品パッケージ、企業ロゴなどを中心にイラストレーター/グラフィックデザイナーとして活躍。絵本『老眼になった君へ〜愛〜』『笑うは薬〜愛〜』(共に廣済堂出版)『あけなかったよ』(絵本塾出版)を出版。音楽ジャケットは、ワールド・スタンダード『ジャンプ・フォー・ジョイ』(エイベックス)、ダンス☆マン『ミルク好き/接吻のテーマ』(エイベックス)、前田憲男『マエストロ・ワークス』(日本コロムビア)、宮川泰『テレビテーマ・ワールド』(日本コロムビア)、スターダスト・レビュー『星屑冒険王』(日本コロムビア)、小西康陽『レディメイド未来の音楽シリーズ』(クリンクレコード)、かまやつひろし『ティーンエイジ・ブギ』(クリンクレコード)他多数手がける。
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