1926年10月15日に生を受け、数多くの著作と逸話を残した後、1984年6月25日に急逝したミシェル・フーコー。ジャック・デリダ、ジル・ドゥルーズらとともに、20世紀後半のフランス現代思想を牽引した彼の哲学的歴史研究は、21世紀の現在においても多くの人に読み続けられています。本講座では、『狂気の歴史』から『性の歴史』へと至る主要著作の内容を概観しつつ、フーコーがいかなる点において今なお我々を惹きつけてやまないのかを探っていきます。これからフーコーを読み始めようとしている方には入門のために、すでに部分的にでも読んだことのある方には全体像の把握のために、この講座を役立ててもらえたらと考えています。(講師・記)
慎改 康之:しんかい・やすゆき 明治学院大学教授 1966年長崎県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程中途退学。フランス社会科学高等研究院(EHESS)博士課程修了(哲学・社会科学博士)。現在、明治学院大学文学部フランス文学科教授。専門は20世紀フランス思想。著書に、『ミシェル・フーコー――自己から脱け出すための哲学』(岩波新書)、『フーコーの言説――〈自分自身〉であり続けないために』(筑摩選書)、訳書に、ミシェル・フーコー『性の歴史4 肉の告白』(新潮社)、『知の考古学』(河出文庫)、『ミシェル・フーコー講義集成』1・4・5・8・13(筑摩書房)などがある。
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