【立川サテライト教室での開催】お問い合わせは新宿教室へお電話ください。 **** 『続日本紀』は、その名のとおり『日本書紀』に続けて記された日本の歴史書です。文武天皇の即位の年(西暦697年)から始まり、桓武天皇十年(791年)でその記述を終えています。奈良時代は710年から794年までですから、『続日本紀』の歴史記述は、奈良時代をほぼ完全にカバーしています。すなわち、『続日本紀』は、天平文化、万葉集の歌の背景、律令政治実施の様子を含めた奈良時代を知るための基本資料と言えるでしょう。 この講座では、なるべく本文に忠実に読み進めます。同時に、他の同時代の文献−『万葉集』『律令』『日本霊異記』など−も時に参照しながら、奈良時代の人々の生活や文化を考えていきます。 今期は巻九から巻十を読みます。時代は元正天皇からついに聖武天皇の時代となります。巻十では、有名な長屋王の事件が起こり、そして天平時代が幕を開けます。また、元号「令和」の元となった大伴旅人の梅花の宴の歌群(『万葉集』)も詠まれています。政治の面でも文化の面でも多くのものが残された時代です。できる限りわかりやすく、楽しく読んでいきたいと思います。(講師・記) 2023年10月開講。
寺田 惠子:てらだ・けいこ 古事記学会理事。豪州シドニー大学文学部卒業。日本女子大学大学院博士課程単位修了。湘南短期大学教授、学習院女子大学、和洋女子大学講師を歴任。訳著書:『日本書紀(一)神代―世界の始まり』、編著書(共編):『日本神話事典』、『万葉ことば事典』(大和書房)。
講師作成資料と原文資料を配布します。<参考文献>宇治谷孟(うじたに つとむ)『続日本紀(上)全現代語訳』(講談社学術文庫)※購入必須ではありません。
「立川サテライト教室」で開催する講座です。 東京都立川市錦町2-6-3 朝日立川ビル2・3階(1階はASA立川) お問合せは、新宿教室で承ります。TEL03-3344-1947(平日9:30〜17:30)