右翼、保守という言葉が現在ほど揺らいでいる時代はありません。昨今の政治家は「保守」を自称し、右翼と保守の境目は限りなく曖昧になりつつあります。明治維新による天皇制国家の形成期において、天皇を中心とした上からの国民国家を擁護する立場を採った近代右翼は、敗戦を境に親米・反共に舵を切ります。戦前の右翼と、現代の右翼は何が異なり、そして何が共通しているのでしょうか。昨今の「保守」業界の最新事情を踏まえつつ、横断的な解説を加えていく講座になります。(講師・記) **今期の予定** 4月 右翼は原爆投下をどう捉えているのか −被爆者はアメリカを許しているという嘘、スミソニアンのエノラ・ゲイ展の衝撃、親米右翼の蹉跌、あれは原爆では無かった?トンデモ説、米民主党悪玉論ほか 5月 トランプ政権と日本の右翼 −星条旗を振る日本の右翼、右翼の本命はトランプでは無くマルコ・ルビオだった、マイケル・ムーア/サンダース旋風・反グローバリズムの熱狂、トランプ抱きつき論とDS(ディープ・ステート)敵視ほか 6月 在日米軍と右翼 −沖縄自民党の懊悩、被害者の少女が悪い論、在日米軍を応援するネット右翼の勝手連、基地解放デーに群がるネット右翼、石原慎太郎の横田基地共用構想、反共右翼の矛盾ほか
古谷 経衡:ふるや・つねひら 1982年札幌市生まれ。作家・評論家。立命館大学文学部史学科(日本史)卒業。(社)令和政治社会問題研究所所長。(社)日本ペンクラブ正会員。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。インターネットとネット保守、若者論、社会、政治、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆評論活動を行う一方、TOKYO FMやRKBラジオで番組コメンテイターも担当。『左翼も右翼もウソばかり』『日本を蝕む「極論」の正体』(ともに新潮新書)、『毒親と絶縁する』(集英社新書)、 『敗軍の名将』(幻冬舎新書)など著書多数。
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