『史記』は前漢・武帝期(前141〜前87)に司馬遷が編纂した最古の正史で、中国古代の歴史や社会、文化を知る上で最も基本的な文献の一つです。歴史書でありながら物語性に富み、「鴻門の会」や「四面楚歌」などの故事でもよく知られていますが、それらは『史記』のほんの一部分にすぎません。とはいえ、130篇全てを最初から最後まで通して読むというのもなかなか大変です。そこで、この講座では『史記』がどのような文献なのか、一年でその全体像や特徴などをざっくりと理解するために、本紀・表・書・世家・列伝それぞれの特色ある段落をいくつか取り上げて読み解いてみたいと思います。(講師記)※今期開講。1年(2コマ×4期)で学びます。 <カリキュラム> 【第1期】今期 第1回(5/15)14:00〜15:30:『史記』の基本の「き」 第2回(5/15)15:45〜17:15: 本紀を知る@ 【第2期】2026年7月期予定 第3回:本紀を知るA 第4回:表を知る 【第3期】2026年10月期予定 第5回:書を知る 第6回:世家を知る 【第4期】2027年1月期予定 第7回:列伝を知る@ 第8回:列伝を知るA
森 和:杏林大学外国語学部准教授 2005年3月、早稲田大学大学院文学研究科史学(東洋史)専攻博士課程満期退学。早稲田大学高等研究所助教、東海大学や武蔵野大学・成城大学などの非常勤講師を経て現職。博士(文学)。専門は中国古代史、出土文字資料学。著書に『山海経の妖怪たち:中国古代の奇獣図鑑』(角川ソフィア文庫、2026年2月)、研究論文に「『史記』⽇者列伝の 亡佚と補作について」(『中国古代の法‧政‧俗』汲古書院、 2019 年 12 ⽉)など。
※資料データは、講座日当日(11時頃を予定)にアップロード致します。
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