グスタフ・マーラーの壮大な音楽の世界をひもときましょう。今日では演奏会のレパートリーに欠かせない存在となったマーラー。本講座では、作品の特徴や成立の背景を時代に沿ってたどりながら、作品を結ぶ音楽のネットワークを浮き彫りにし、生と死、聖と俗といった芸術的葛藤に彼がいかに向き合ったのか、その核心に迫ります。(講師記) <前期 4〜9月期のテーマ> 1.4月 マーラーの音楽世界を俯瞰する 2.6月 修業時代(嘆きの歌、若き日の歌) 3.7月 遍歴の時代(交響曲第1番、さすらう若人の歌) 4.8月 角笛の時代1(角笛歌曲群、交響曲第2番) 5.9月 角笛の時代2(交響曲第3番、第4番) <後期 10〜3月期のテーマ予定> 6.世紀と人生の転換期(リュッケルトによる5つの歌、亡き子をしのぶ歌) 7.運命の音楽(交響曲第5番、第6番) 8.葛藤と創造(交響曲第7番、第8番) 9.苦悩と救済(大地の歌、交響曲第9番) 10.行き着いたその先に…(交響曲第10番)
山本 まり子:国立音楽大学とお茶の水女子大学大学院で声楽を、ハンブルク大学(DAAD奨学生)で音楽学を学ぶ。博士(人文科学)[お茶の水女子大学]。現在、聖徳大学音楽学部教授、聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)音楽研究センター長、早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員、日本声楽家協会理事。マーラーの作品、ロマン派オペラ等を研究。共著書に『キーワードで読むオペラ/音楽劇 研究ハンドブック』など。N響等の楽曲解説執筆、FMでのゲスト解説など多数。
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