この数年間は、毎年英国小説を読みながらヴィクトリア時代のイギリスの社会を覗き見てきました。2026年は、逆にこれまで学んできたイギリス19世紀社会のキーワードを覗き見ながら英国小説を楽しむという、文学演習形式も試みながらの講座を考えています。イギリス小説の面白さを作家、作品に見ていきますが、もちろんその当時の社会状況を、その小説の背景に読み取っていきます。(講師・記) ★今期のテーマ:ジョージ・エリオット 大英帝国も全盛を誇ったころに出現したジョージ・エリオットの「牧師館生活の情景」から最大傑作と言われる「ミドルマーチ」のテーマを読み解きます。 丁寧にその時代のひとびとを見ることでこのスケールの大きな物語を楽しんでみます。 ・・・
植松 みどり:和洋女子大学名誉教授 1965年津田塾大学学芸学部英文学科卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。日本ジョージ・エリオット協会会長を経て現顧問。日本ジェイン・オースティン協会理事。イギリス女性史研究会会員。専門はイギリス文化・文学。特に近代英国小説を研究。 著書に『ジェイン・オースティンと「お嬢さまヒロイン」』(朝日出版社)、『「ジェイン・エア」』と「嵐が丘」』(河出書房新社)(共著)『ブロンテ姉妹と15人の男たちの肖像』(ミネルバ書房)(共著)訳書に『エミリ・ブロンテ』(河出書房新社)『ブラック・ヴィーナス』(河出書房新社)。「フロス河畔の水車場」(彩流社)、『狼と駈ける女たち』(新潮社)(共訳)、『嵐が丘』(学研)(共訳)など。
・教室でもオンライン(Zoomウェビナー使用)でも受講できる自由選択講座です(講師は教室)。見逃し配信(2週間限定)はマイページにアップします。お問合せはasaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ・教室は当日の案内表示をご確認ください。