慶長8年(1603)2月12日、徳川家康は征夷大将軍となり、徳川幕府を開きました。ここから約260年にもわたる徳川政権が始まります。初代家康と2代秀忠は、数多の戦国大名とともに、戦場を駆け抜けた経験を持ち、彼らが将軍を務めた時代は、戦国の香りがまだまだ漂う、徳川幕府の創成期にあたります。家康・秀忠父子を支えて、幕府の誕生に貢献した側近たちには、どのような人々がいたのでしょうか。そして、幕府はどのように創り上げられていったのでしょうか。史料を読み解きながら、彼らの織り成す人間模様や、果たした役割を考えます。(講師:記) 第1回 徳川家康の側近たち 第2回 徳川秀忠の側近たち
福留 真紀:ふくとめ・まき 1973年、東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(人文科学)。専攻は日本近世史。現在は、清泉女子大学総合文化学部教授。単著に、『徳川将軍側近の研究』(校倉書房、2006年)、『名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘』(角川学芸出版、2009年。増補版が文藝春秋より2020年出版)、『将軍側近 柳沢吉保』(新潮社、2011年)、『将軍と側近』(新潮社、2014年)、『名門水野家の復活』(新潮社、2018年)、『徳川将軍の側近たち』(文藝春秋、2025年)、共著に、幕藩研究会編『論集 近世国家と幕府・藩』(岩田書院、2019年)などがある。
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