トランプ政権によるベネズエラ攻撃は、アメリカの安全保障政策と国際秩序との関係を改めて考える契機となっています。19世紀末の米西戦争以降、アメリカはどのように世界と向き合い、国際秩序を形成してきたのでしょうか。本講座では、アメリカの覇権を理解するキーワードとしての勢力圏・勢力均衡・国際制度の基礎を整理し、モンロー主義から戦後のサンフランシスコ体制、そして現代のトランプ外交へと至る歴史の流れをたどります。日米関係の将来を考える手がかりとしても、アメリカの変化と連続の歴史を一緒に考えてみましょう。(講師:記) 【各回のテーマ】 第1回 勢力圏、勢力均衡、国際制度 第2回 現代アメリカの誕生―モンロー主義から第二次世界大戦まで 第3回 サンフランシスコ体制―戦後秩序の創造 第4回 対外政策の決定過程―ケーススタディ(在日米軍基地再編政策) 第5回 日米関係の新たな視座
川名 晋史:大東文化大学法学部政治学科教授 東京科学大学(旧東京工業大学)特定教授、国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センター特任フェロー等を兼任。東京工業大学准教授、東京工業大学教授、東京科学大学教授等を経て現職。 1979年北海道生まれ。博士(国際政治学)。専門は、米国の海外基地政策。著書『在日米軍基地――米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史』(中央公論新社、2024年)、『基地の政治学――戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房,2012年,佐伯喜一賞)、『基地の消長 1968-1973――日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房、2020年、猪木正道賞特別賞)、『基地はなぜ沖縄でなければいけないのか』(筑摩書房、2022年)、ほか。
筆記用具
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