書かれた作品の世界を声に出して読んでゆくと、聞く人の中に映像が浮かびあがります。それをとおして読み手と聞く人が作品世界を共有したとき、感動が生まれます。それが「朗読」だと思っています。そして聞く人のイメージが豊かに広がるように読む、それは創造的でとても魅力的な試みです。私の放送やライブでの朗読体験をベースに、一人ひとりの特徴を伸ばすよう、実践的に学んでいただきます。 1、しっかり強さのある声、はっきり明瞭度のある声で読む。2、一文一文の文意を、自分の言葉に仕切って読む。3、文章の運びに沿って読み進む、以上の3つの目標に取り組みます。(講師記)
山田 誠浩:元NHKエグゼクティブアナウンサー 1940年京都生まれ。NHKアナウンサーとして「大河ドラマ・おんな太閤記」「NHKスペシャル」のナレーション、「私の本棚」「ラジオ深夜便」の朗読、「ラジオ深夜便」アンカーなどを担当。現在はライブの朗読に力を注ぎ、全国で朗読の公演を行っている。
<テキスト>江國香織著 新潮文庫「つめたいよるに」から「子供たちの晩餐」「晴れた空の下」「冬の日、防衛庁にて」など。教材コーナーでのお取り扱いはありません。どの出版社のものをご持参いただいても構いません。