イタリアは、長い歴史を誇りますが、国家としては19世紀に誕生した新しい国です。本講座では、フランス革命から21世紀の今日にいたるイタリアの近現代史を、12回にわたりお話します。特に注目するのは女性の存在で、近現代イタリアの通史を語るなかで、社会における女性の位置づけや著名な女性たちの活動といった話題をまじえていきたいと思います。前期は、フランス革命とナポレオン支配の時代から第一次世界大戦までの、「長い19世紀」と呼ばれる時期を対象とします。(講師・記) *2026年4月開講。 <各回のテーマ> ※途中受講歓迎です 第1回 フランス革命とナポレオン時代 ナポレオン法典における女性の位置 第2回 ウィーン体制と1848年革命 クリスティーナ・トリヴルツィオと1848年革命 第3回 イタリア統一の過程 統一を支援したイギリス人女性たち 第4回 自由主義期@国民国家形成と南部問題 マティルデ・セラーオの見たナポリ 第5回 自由主義期A国民国家形成と社会問題 アンナ=マリア・モッツォーニと女性参政権運動 第6回 自由主義期Bジョリッティ時代と第一次世界大戦 ユダヤ系ロシア人社会主義者アンナ・クリショフが生きたイタリア 後期の予定ーーーーーーーーーーー 第1回 ファシズム体制 マルゲリータ・サルファッティが見たムッソリーニ 第2回 レジスタンスとイタリア社会共和国 女性パルチザンの群像 第3回 第一共和政@ 戦後再建 都市化と女性労働 第4回 第一共和政A 1968年とその後 「家事労働に賃金を」論争 第5回 第一共和政から第二共和政へ ニルダ・イオッティとイタリア政治 第6回 21世紀のイタリア 女性移民から見るイタリア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
北村 暁夫:日本女子大学教授 1959年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。1990年〜1993年ローマ大学留学。日本女子大学文学部教授。専門はイタリア近現代史、ヨーロッパ移民史。著書・編著に『ナポリのマラドーナ』(山川出版社)、『イタリア史10講』(岩波新書)、『近代ヨーロッパと人の移動』(山川出版社)など。
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